ノドサウルスは草食性のアンキロサウルス科で、背中を覆う隆起した装甲板が特徴。名前は「こぶトカゲ」という意味。成体は体長最大 6 m、体重 4 t 強にまで成長し、毎日大量の植物や低木を食する。短い脚と重い体のため高速で逃げられないので、装甲板は捕食者から身を守るのに必須。

発見物

長年に渡り、ノドサウルスについて分かっていることは、ワイオミング州のフロンティア累層で発掘され、1889 年に有名古生物学者オスニエル・チャールズ・マーシュが名づけた 1 つの標本からの情報がすべてだった。しかし 2011 年に鉱山労働者のグループがカナダのアルバータ州で、装甲板や皮膚を含むほぼ完璧なノドサウルスの骨格を発見するという偉業を成し遂げた。この化石は完全に発掘するまで約 6 年を費やした。

古生物学

ノドサウルスは約 1 億 1000 万~ 1 億年前の白亜紀後期に北アメリカで、エドモントニアといった他のノドサウルス科の恐竜と共存していた。ノドサウルスの歯は固い植物を噛むのには適していなかったので、小さくて柔らかい植物を食べていたと考えられている。

情報

時代
白亜紀後期
ノドサウルス科
ノドサウルス
体高
1.9M
全長
6.1M
体重
3.9T
食習慣
古植物 (地上)
卵のバッチのサイズ
1 - 2