ストルティオミムス
ストルティオミムスは「ダチョウもどき」という名前で、長く伸びた首と長い後ろ足が現代のダチョウに似ていることから名づけられた。しかし実際はダチョウよりかなり大型で、体長は約 4 m、体重は最大 150 kg になる。草食性で歯がないため主に柔らかい植物を食べる。
発見物
ストルティオミムスは、1901 年にカナダの地質学者ローレンス・ラムがアルバータ州のレッドディア川渓谷の近くで不完全な骨格を発掘したことで発見された。当初はオルニトミムスの新種の化石だと考えられていたが、1917 年にアメリカの古生物学者ヘンリー・フェアフィールド・オズボーンにより独自の属に分類された。
古生物学
ストルティオミムスは約 7500 万年前の白亜紀後期に北アメリカに生息し、頂点捕食者のティラノサウルスを始め、エドモントサウルス、パキケファロサウルス、ドラコレックスなどさまざまな恐竜と共存していた。
情報
- 時代
- 白亜紀後期
- 科
- オルニトミモサウルス類
- 属
- ストルティオミムス
- 体高
- 2.3M
- 全長
- 4.3M
- 体重
- 150Kg
- 食習慣
- 古植物 (地上)
- 卵のバッチのサイズ
- 3 - 5