サウロペルタ
サウロペルタは北アメリカに生息する草食恐竜で、首から伸びる大きなトゲで簡単に識別できる。体重約 1.5 t ある大型のため高速で走ることができないので、捕食者から身を守ることに専念している。防御力の高いトゲで攻撃者を追い払うほか、体のほとんどは分厚い装甲で覆われていることから「トカゲの盾」という名前がつけられた。
発見物
サウロペルタの最初の化石は、「ミスター・ボーンズ」として知られるアメリカの古生物学者バーナム・ブラウンが、 1930 年にモンタナ州クローバリー累層で骨格の一部を発掘したことで発見された。しかし新属として正式に確認されたのは 1970 年で、古生物学者ジョン・オストロムが同じ場所から関連する化石を発掘した後になった。
古生物学
サウロペルタは約 1 億 2000 万~ 9500 万年前の白亜紀前期に、アメリカ西部の広大な氾濫原で地上の植物を食べて生息していた。捕食者のデイノニクスを含むさまざまな恐竜と共存していた。
情報
- 時代
- 白亜紀前期
- 科
- ノドサウルス科
- 属
- サウロペルタ
- 体高
- 2.1M
- 全長
- 8M
- 体重
- 1.5T
- 食習慣
- 古植物 (地上)
- 卵のバッチのサイズ
- 1 - 3