キアンゾウサウルス
頂点捕食者ティラノサウルスの同属、キアンゾウサウルスは、形態はティラノサウルスに似ているが、かなり小型 (体重最大 8 t、頭から尾まで 10 m 強) で鼻面が長い特徴がある。顎は大型のティラノサウルスほどの強力さはないが、高速で走る能力があり効率的に捕食していた。
発見物
キアンゾウサウルスは最も近年に発見された恐竜の一種で、2010 年に中国カン州の南雄層で工事現場の作業員が最初に発掘した。たくさんの椎骨、複数の足の骨、頭蓋骨が発掘され、研究のため中国の古生物学者、呂君昌と易来萍の元に送られた。後に新属として、発見地にちなんでキアンゾウサウルスと名づけられた。
古生物学
キアンゾウサウルスは約 6600 万年前の白亜紀後期に、中国やアジアの他の地域に生息していた。小型恐竜やトカゲを捕食するのに最も適する顎を持ち、この時代の最も効果的な捕食者の一種だったことが研究により分かっている。
情報
- 時代
- 白亜紀後期
- 科
- ティラノサウルス科
- 属
- キアンゾウサウルス
- 体高
- 3.5M
- 全長
- 10M
- 体重
- 7.9T
- 食習慣
- 肉食恐竜、生き餌
- 卵のバッチのサイズ
- 2 - 4