プレイヤーガイド
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パーク運営ガイド
恐竜がたくさんいるパークを運営するのは簡単な仕事ではありません
恐竜パークを運営するには複数の変動する要素をうまく管理する能力が必要なのです。パーク管理者の仕事は、電力の維持、パークのメンテナンス、各専門チームのマネジメント等多岐にわたるのですから。
《幸せな人生を送るコツは、決して何もコントロールできないと受け入れることだ。》サイモン・マスラニ
パークへの電力供給
パークに安定して電力を供給し続けることは非常に重要です。もし停電になったら恐竜が逃げ出して、ゲストが危険にさらされかねません。
必要電力
各種の施設、フェンス、アトラクションも、その稼働に電力を必要とする場合があります。だから、しっかりした電力網を構築することが絶対に必要なのです。
ご存知でしたか?
送電網は施設が機能するのに必要です。停電、悪天候、妨害行為などに気をつけましょう。
発電出力
発電所と補助発電機はどちらも施設やフェンスに電力を供給できます。
電力の喪失を防ぐため、同じ電力供給網に含まれている施設とフェンスの総消費電力は、利用可能な電力以下
でなければなりません。
発電所の総発電量は、施設のアップグレードによって増加させることができます。また、パーク全体の発電量は、発電所を増設することでも増やせます。
電力供給
発電所は補助発電機より効率的かつ安価に電力を供給できます。しかし、その電力を施設やフェンスに届けるには、変電所と鉄塔が必要です。
ご存知でしたか?
発電所は通路に接続しなければ稼働しないので、通路を追加しておこう!
大小の変電所は、鉄塔を介して発電所とつながっている場合に限り、有効範囲内に電力を供給できます。当然ながら、大型変電所は小型変電所よりはるかに広い範囲に電力を供給できます。
中継変電所を設置すれば、鉄塔がなくても電力を中継できます。それには、補助発電機から電力を供給するか、中継変電所を別の変電所 (他の中継変電所を含む) の有効範囲内に設置する必要があります。
発電所の建設方法
発電所と変電所はパークの電力供給網の中核となる存在です。
- 「電力」メニューを開きます。
- 発電所を選択し、大きさを「小」か「大」から選びます。
- 発電所の外見を選ぶか、カスタム デザインを作成します。
- 発電所をパークに設置します。
- 発電所で作った電気をパーク中に供給するには変電所が必要です。変電所を建設し、鉄塔を使って発電所に接続しましょう。変電所が電力を供給できる範囲はハイライト表示されています。
- 発電所をパークの通路網に接続しましょう。
ご存知でしたか?
中継変電所があれば、鉄塔を建設しなくてもパーク中に電力を供給することができる。
補助発電機
補助発電機は、有効範囲内にある施設やフェンスに電力を供給できます。通路による接続なしで機能するので、ほぼどこにでも設置可能です。
補助発電機は、供給する電力量に応じた速度で燃料を消費します。そのため、定期的な燃料補給が必要ですが、その方法としては手動とメンテナンス ATV チームのパトロールによる自動補給の 2 通りがあります。
補助発電機は、近くの施設やフェンスの電力需要を満たす必要がある場合にのみ使用されます。施設やフェンスが別の電源から電力を供給されているかぎり、補助発電機は停止したままですが、停電が発生すると作動可能になります。
補助発電機の建設方法
補助発電機は他の電力源が利用できないときに役立つ予備の電力源です。
- 「電力」メニューを開きます。
- 補助発電機を選択します。
- 補助発電機の外見を選ぶか、カスタム デザインを作成します。
- 補助発電機をパークに設置します。補助発電機が電力を供給できる範囲はハイライト表示されています。
- 補助発電機には定期的に燃料を補給する必要があります。
パークの維持と管理
パークを円滑に運営するには継続的にメンテナンスを行う必要があります。
ご存知でしたか?
メンテナンス チームは、妨害行為を受けた発電所やゲートを手動で再起動できる。
メンテナンス ポスト
メンテナンス ATV チームは、メンテナンス ポストに割り当てることができます。これにより、ポストの区域内にあるフェンスや施設の修理、再起動、補給、点検の自動化が可能になります。
メンテナンス ポストの内側区域にある施設は、修理、再起動、補給、点検の対象となります。外側区域は、フェンスに限って修理のみが行われます。
修理
不快感に苛まれている恐竜は、フェンスの一部を破損させ、囲いから逃げ出してゲストに危険をおよぼす可能性があります。
極端な悪天候がフェンスや施設に被害をもたらすこともあります。損害が大きい場合は、完全な機能停止に陥ることもあります。
メンテナンス ATV チームを使い、損傷した施設やフェンスを修復しましょう。これは、直接的なタスクとして手動で行うこともできますし、近くのメンテナンス ポストのパトロールに割り当てているメンテナンス ATV に自動で行わせることもできます。
メンテナンス チーム
ATV メンテナンス チームは施設に補給を行ったり、パーク内で各種の修理作業を行ったりします。ATV メンテナンス チームの割り当ての方法は複数あります:
- 1.メンテナンス ポスト
- メンテナンス ポストを選択します。
- 「メンテナンス チームを追加」を選択します。
- 割り当てたい ATV メンテナンス チームを選びます。
- これで指定した ATV メンテナンス チームが、そのメンテナンス ポストから行うことのできる各種タスクを自動で行うようになります。
- 2.手動での割り当て
- 管理施設にいる、またはパーク内で活動している ATV メンテナンス チームを選択します。
- 「タスク追加」を選択します。
- メンテナンス チームに行わせたいメンテナンス タスクを選択します。
- この方法でメンテナンス チームをメンテナンス ポストに割り当てることもできます。
- コントローラーでプレイしているときは「クイック アクセス」メニューを使いましょう。
恐竜の世話
パークの恐竜たちが健康な状態を保ち、またゲストに危害を及ぼさないよう、あなたは常に恐竜たちを監視し、世話をする必要があります。
レンジャー チーム
レンジャー チームは、恐竜の健康状態の監視、フィーダーへの餌の補充、逃げ出そうとする恐竜の囲いへの追い戻し等の重要なタスクを担当します。
レンジャー チームは、直接操作によって手動で動かすこともできますし、タスクの割り当てによって動かすこともできます。パトロール中や割り当てられたタスクを遂行中のレンジャー チームは、対応施設から燃料や食料を補給することができます。これらは定期的に補充する必要があります。
ご存知でしたか?
恐竜を怒らせてしまうと、レンジャー チームが攻撃される可能性があります。フレアを使って気をそらすか、追い払いましょう。倒されてしまったレンジャー チームは、所属する対応施設で入れ替えましょう。
レンジャー チームのタスクの中には、恐竜の活動範囲内にレンジャーの待機所を設置することで自動化できるものもあります。レンジャー チームを待機所に割り当てると、そのポストの対応範囲内のステータス チェックを自動で行い、必要に応じてフィーダーの補給と消毒も実行します。
感染した食料源
恐竜の病気の中には、感染したフィーダーや恐竜の死体を食べたことが原因で発生するものもあります。
レンジャー チームを使ってフィーダーを消毒したり、輸送手段を使って病気に感染している恐竜の死体を片付けたりして、伝染を防ぎましょう。
レンジャー チームは、パトロールを割り当てられているレンジャーの待機所の担当範囲内にあるすべてのフィーダーを自動的に消毒します。
MVU
古生物医療施設を築き、移動獣医班 (MVU) チームが医療検査によって恐竜の病気を診断できるようにしましょう。
医療検査は、タスクを指示して手動で行うこともできますし、パトロールの一環として自動で行わせることもできます。ただしそれには、対象となる恐竜の近くにあるレンジャーの待機所に MVU チームが割り当てられていなければいけません。
病気と判明したら、科学センターで適切な治療法を研究しましょう。研究が完了したら、MVU で治療薬を撃ちます。
MVU をレンジャーの待機所に割り当てることで、パトロールを自動化することもできます。MVU を待機所に割り当てると、その範囲内で未確認の傷病が恐竜に確認された際に MVU が派遣され、医療検査を実施します。
軽微な怪我や、すでに治療法が研究されている病気であれば、MVU はそれらを自動で治療します。治療を完了させるには、科学者、そしてそれなりの時間と資金が必要です。恐竜を輸送するためには、まず捕獲チームを使って彼らを鎮静化させる必要があります。
治療が完了したら、輸送手段を使って恐竜を古生物医療施設から元の場所に戻さなければなりません。
古生物医療施設の建設方法
古生物医療施設を建設することで MVU が利用可能になり、恐竜に対する医療サポートを行えるようになります。
- 「オペレーション」メニューを開きます。
- 古生物医療施設を選択します。
- 古生物医療施設の外見を選ぶか、カスタム デザインを作成します。
- 古生物医療施設をパークに設置します。その際には MVU が恐竜たちに到達するのに必要な移動距離を考慮しましょう。
- 古生物医療施設をパークの通路網に接続し、電力を供給しましょう。
ドローン
ドローンを使えば、ステータス チェック、医療検査、投薬、ラグーンやエイビアリー内にいる生物の鎮静化などを行えます。レンジャー チームや MVU チームをラグーンやエイビアリーに付属する孵化場のパトロールに割り当てると、内部でドローンを使えるようになります。ドローンは、孵化場のドローン パネルから直接操作することもできます。操作方法は、捕獲チームと同じです。
捕獲チーム
対応施設から派遣される捕獲チームを使えば、暴れ回っている恐竜を鎮静化させられます。これは、直接的なタスクとして手動で行うこともできますし、パトロールの一環として自動で行わせることもできます。
ただしそのためには、ゲストにとって脅威となる恐竜を検知する監視カメラに捕獲チームを割り当てておく必要があります。また、興奮剤を撃ち込み、鎮静化させた恐竜を目覚めさせることもできます。
捕獲チームの仕事は、直接操作することもできますし、タスクとして割り当てることもできます。また、捕獲チームをレンジャーの待機所や監視カメラに割り当て、その担当範囲内で発生したイベントに自動で対応させることもできます。
鎮静化させた恐竜は、輸送手段を使って囲いに戻しましょう。恐竜の危険に対応するために開いたシェルターを閉じることも忘れないでください。
ご存知でしたか?
輸送チームを使って恐竜を移動させるには、まず捕獲チームを使って鎮静化する必要がある。
デフォルトでは、捕獲チームで鎮静化できない恐竜がいます。野生の恐竜と飼いならされている恐竜のどちらも鎮静化するには、アップグレードが必要です。
鎮静剤のアップグレードはセキュリティー評価と繋がっています。これらのアップグレードはテック ツリーにあります。
アップグレードを研究すると、示されたセキュリティー評価以下の恐竜を鎮静化させられます。
対応施設の建設方法
対応施設を建設することでレンジャーと捕獲チームが利用可能になります。
- 「オペレーション」メニューを開きます。
- 対応施設を選択します。
- 対応施設の外見を選ぶか、カスタム デザインを作成します。
- 対応施設をパークに設置します。その際にはレンジャー チームや捕獲チームが恐竜たちに到達するのに必要な移動距離を考慮しましょう。
- 対応施設をパークの通路網に接続し、電力を供給しましょう。
パーク運営のための施設
到着ポイント
到着ポイントはパークのメイン エントランスとして機能する重要な施設です。パークを訪れたゲストたちは、ここから恐竜の展示やアトラクションへと向かいます。
到着ポイントはパークの要となる重要な部分であるため、設置する場所は慎重に考える必要があります。ゲストたちが移動のための乗り物やパーク内のその他の施設に簡単にアクセスできる場所に設置しましょう。
到着ポイントを設置することにより、パークの客層に関する情報も見ることができるようになります。
科学センター
科学センターを建設することにより、研究と化石の抽出が行えるようになります。科学センターでは、化石を保管し、DNA を採取して恐竜のゲノムに関する知識を深めることができるのです。科学センターで研究を行うことによって、新しい技術、恐竜の遺伝子組み換え、施設の改善が解除されます。
研究に関する詳細はパーク管理ガイドをご覧ください。
調査センター
調査センターを使って世界各地の発掘地に発掘チームを派遣しましょう。発掘チームが持ち帰る化石には、新種の恐竜を生み出すのに必要な遺伝子情報が含まれています。
発掘チームには発掘地でリーダーとなる科学者が必要です。発掘作業そのものにも、時間とお金がかかります。
科学センターでは、採取した化石から恐竜のゲノムを抽出できます。また、現金に交換可能な貴重な素材を発掘チームが見つけてきてくれる場合もあります。
調査チームの派遣
科学者を調査に派遣することによって新しい化石を手に入れ、新たな DNA を発見することができます。
- 調査マップを開きます。調査を行うには、まず稼働可能な調査センターを建設する必要があります。
- 必要な条件を確認し、どの科学者を調査に割り当てるかを決めてから「タスクを開始」を選択します。その際には、その調査に必要なコストと時間に注意しましょう。
- 調査が完了すると、科学者が持ち帰った化石が科学センターで利用可能になります。それらの化石からは、孵化場で DNA を抽出することができます。
コントロール センターとビジター センター
コントロール センターとビジター センターはパークの司令塔となる施設で、様々なオペレーションと科学者たちの管理を可能にします。
これらの施設を建設すると、科学者を雇用できるようになります。
スタッフセンター
これはパークのスタッフが利用できる施設で、科学者の雇用定員を増やしたり、休憩を取らせて疲労を回復させたりできます。
また科学者のオンサイト トレーニングを行って、彼らのスキルを向上させることもできます。
科学者の疲労度と訓練に関する詳細は科学者ガイドをご覧ください。
恐竜市場
パークで暮らす種の多様性と個体数を増やす手段のひとつとして、市場を建設し、現地外の先史時代の動物を購入できるようにしましょう。
市場の業者には信用できる者もいれば信用できない者もいます。ときには購入したのとまったく違う古代生物が届くこともあるかもしれません...